終わりに一見すると保険の義歯
正当な価値
イカ、タコ、アワビなどの刺身、炒りゴマなどがごく普通に食べられる
全ての材料が全く保険の物とは異なる 保険の義歯と同じに見えても人工の歯を始め全ての材料が全く保険の物とは異なり、特にレジンという入れ歯の肉の部分、見た目は単なるプラスチックの固まりですが精密に作製するためイントプレス若しくはイボカップというレジン重合システムを目的に応じて使い分けております。どちらを採用しても精密さ材料価格ともに保険の物とは比べようにありません。 パイロットの全ての材料が保険義歯とは異なる
顎堤の吸収がゆっくり
上下顎総義歯の費用は税込みで73,5万円 、 この作成法による上下顎総義歯の費用は税込みで73,5万円ですが満足していただけなかった場合全額返金システムを採用しています。その場合作製した義歯はパイロットデンチャーを含め全て返却が条件となります。 ひと味違う総義歯
もし興味をお持ちになりましたら別項の論文(総義歯、咬合高径からのアプローチ)を読んでみて下さい。だいぶ昔に地元歯科医師会雑誌に投稿したもので歯科医師向けのため専門用語が多用されており、分かり辛い部分もありますがご理解いただけると思います。 | ||
エピソード
下顎のパイロット
10年以上前ですが下顎の左右7番の根のみ残っている症例にパイロッ
トデチャーシステムで義歯を作製したことがあります。抜歯するには忍
びない歯でしたので根面板に磁性アタッチメントを応用することにしま
した。パイロットの内面を大きく削り根面に触れないように(歯根膜咬
筋反射で正しい中心位が妨害されるため)設定,順調にファイナルの義
歯を完成しました。技工士さんと相談し最初は義歯に磁性体を付けず、
安定してから追加することにしました。下顎義歯の吸着に全く問題なく
私がやっても義歯を外すのに苦労します。患者さんもこれで十分ですと
のことでしたが既にアタッチメントの料金も頂いており、付けないわけ
にはいきません。アタッチメントをセットしてから1週間後患者さんが
来院されました、非常ににこやかな笑顔で診療台に座り、(先生、とっ
ても調子良いです、磁石付けてから下顎の義歯を外すのが楽になりまし
た!)私は鈍器で後頭部を殴られたようなショックを受けました。それ
以来磁性アタッチメントは使っていません。患者さんに喜んでいただけ
たのですから良しとしましたが、、
総義歯、咬合高径からのアプローチ
先生方は総義歯咬合採得を行う時どのような手技を用いますか。一説によりますと『総義歯装着者の98,5%が低位咬合の義歯を使用している』①との報告があります。もちろん義歯に何らかの不満を訴えた患者さんが母体での話だと思いますが、この数字をどう捉えば良いのだろうか。今回は総義歯調製に於いて重要な作業である咬合採得、その中でも咬合高径にスポットをあてて考察を加えてみたい。
技工所から届いたロウ堤を口腔内に挿入し削って軟化したり、またあるときは盛り足したり、この面倒な手間が必要なくなります。と言って皆さん素直に信じて頂けますか。
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